第44回 日本リハビリテーション医学会 学術集会/神戸 《パネルディスカッション》内部障害リハビリテーションの実学-心臓・腎臓・呼吸-―座長/上月 正博・上好 昭孝
腎不全患者に対するリハビリテーションの実際と効果
金澤 雅之
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1東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野
pp.169-172
発行日 2008年3月18日
Published Date 2008/3/18
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腎臓リハビリテーションとは?
1994年頃から提唱され始めたリハビリテーション(以下,リハ)の新領域で,「励まし」「教育」「運動」「仕事」「評価」を基本原理とする.即ち,個々の患者の腎臓病や透析医療に基づく身体的・精神的影響を軽減させ,症状を和らげ,社会心理的ならびに職業的な状況を改善させ,生命予後を改善させることなどを目的として,運動療法,食事療法(必須アミノ酸補充療法を含む),水分管理,薬物療法(エリスロポエチンによる貧血治療を含む),教育,精神・心理的サポートなどを行う,長期間にわたる包括的なプログラムである.
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