言語聴覚研究優秀論文賞
第8回言語聴覚研究優秀論文賞を受賞して—新しい失構音(≒発語失行)の下位分類の提案
高倉 祐樹
1,2
1北海道医療大学リハビリテーション科学部言語聴覚療法学科
2北海道大学大学院保健科学院
pp.330-331
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.6001200144
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1.はじめに
このたびは,第8回言語聴覚研究優秀論文賞という栄誉ある賞を賜り,大変光栄に存じます.まずは,本研究にご協力をいただいた患者さんや参加者の方々,データ収集にご協力くださった札幌秀友会病院,札幌宮の沢脳神経外科病院,北海道脳神経外科記念病院の先生方,貴重なご示唆を賜りました査読者の先生方,編集委員長の藤田郁代先生(国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科)をはじめ,審査にかかわっていただいた先生方に,心よりお礼を申し上げます.また,本研究は日本言語聴覚士協会平成26年度学術研究助成制度「若手研究コース」の助成を受け,協会員の皆様に支えられて実現できた研究でもございます.助成をいただいているからには,現場の言語聴覚士の皆様に還元できるような知見が得られるようにと,緊張感と責任感をもって研究を進められたことが,このたびの結果に結実したものと存じます.会長の深浦順一先生(国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科),学術研究部長の佐藤睦子先生(総合南東北病院神経心理学研究部門)をはじめ,研究助成にかかわってくださった先生方にも,改めて感謝を申し上げます.
本稿では,本研究の背景および概要と,今後の失構音研究の展望について述べさせていただきたく存じます.
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