言語聴覚研究優秀論文賞
第6回言語聴覚研究優秀論文賞を受賞して
深水 峰子
1
1柳川リハビリテーション学院言語聴覚学科
pp.252-254
発行日 2015年12月15日
Published Date 2015/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.6001200056
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1.はじめに
今回,第6回言語聴覚研究優秀論文賞を受賞できたことを大変光栄に思います.編集委員の先生方や査読委員の先生方に御礼申し上げます.また,ご協力いただきました保育園の関係者の皆様および子どもたち,研究の方法から研究成果を論文に書き上げるまで懇切丁寧にご指導していただきました国際医療福祉大学大学院の藤田郁代先生をはじめ,ご助言やご支援いただきました多くの方々に深く感謝申し上げます.
受賞論文は大学院修士課程に在籍していたときの研究成果をまとめたものであります.言語聴覚士として言語発達に遅れがある小児の臨床にたずさわるなかで,構文理解の指導を行いますがなかなか成果がみられないことがあり,どのような方法が効果的であるかについて考えるようになりました.調べていくうちに,構文理解の処理過程にどのような認知機能がかかわっているかを知ることが重要なことではないかと思うようになり,研究することにしました.
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