言語聴覚研究優秀論文賞発表
第1回言語聴覚研究優秀論文賞を受賞して―失語症における構文機能の障害特徴について
菅野 倫子
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1国際医療福祉大学三田病院リハビリテーション室
pp.56-58
発行日 2012年7月15日
Published Date 2012/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.6001100320
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1.はじめに
今回,このような賞を受賞できたことを大変うれしく,光栄に思います.選考委員の先生方に厚く御礼申し上げます.受賞論文は大学院博士課程における研究の一部をまとめたものです.学部時代から興味を抱いていた構文の処理過程とその障害をテーマにして論文を書くことができたことは大変感慨深く,素晴らしい賞をいただくことができたことでさらに追究していく励みとなりました.ご協力いただいた患者様およびご指導,ご助言くださいました諸先生に深く感謝申し上げます.
本稿では構文機能に興味をもって研究を行った経緯と失文法研究の今後の展望について私見を述べたいと思います.
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