Interview
—映画『長いお別れ』監督:中野量太氏—「記憶は失ってもこころは失わない」
pp.113-116
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003201057
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認知症は厚生労働省の推計によると,2025年には65歳以上の高齢者の約5人に1人,約700万人が発症するとされるなど,誰もがかかわる可能性がある大きな課題であり,医療介護職だけでなく,社会が身近に感じ理解を深める必要がある。今回,認知症を患った自身の父の介護経験から生まれた小説『長いお別れ』(中島京子,2015)が映画化されることになった。公開に先立ち,これまで家族をテーマに独自の世界を描いてきた気鋭の中野量太監督に,作品を通して訴えたいこと,家族感などについてうかがった。(2019年4月2日収録)
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