特集 新総合事業を探る
地域力を生かした住民主体の地域づくり 地域の力は無限大!—可能性を見いだし,可能性にかけたかかわり
江田 佳子
1
1佐々町地域包括支援センター
pp.506-511
発行日 2018年7月15日
Published Date 2018/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200903
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はじめに
長崎県佐々町には,8年前から介護保険制度の再スタートとして進めてきたビジョンがある。『「住み慣れた地域でいつまでも暮らし続けたい」そんな願いを地域で支えることによってどんな状態になっても安心して過ごせるまち佐々町!』を目指すものである。
佐々町の高齢者の幸せをそもそもから考えて取り組んできた結果が,今,総合事業といわれるものに類似しており,総合事業への移行に向けての取り組みは,今までの体制を整理し,新たな方向性を明確にしたことに尽きる。
今回は,これまでの住民とともに歩いてきた佐々町の取り組みを振り返り,総合事業のポイントと思われることを伝えていく。
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