特集 スポーツで活き活きと!
インタビュー:障がい者スポーツ推進の現状と展望—公益財団法人日本障がい者スポーツ協会の取り組みから
水原 由明
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1公益財団法人日本障がい者スポーツ協会 スポーツ推進部
pp.900-904
発行日 2017年11月15日
Published Date 2017/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200730
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はじめに
2020年の東京パラリンピック開催にむけて,障がい者スポーツの発展が期待されています。パラリンピックは身体障がいと視覚障がい,一部の知的障がいを対象にした競技スポーツの祭典であり,聴覚障がい者を対象としたデフリンピックや知的障がい者のためのスペシャルオリンピックスが開催されています。このようにパラリンピックが障がい者スポーツのすべてを包摂するわけではありませんが,障がい者スポーツを実際に身近で目にすることや彼らの活躍が,パラリンピック種目のような競技スポーツだけでなく,さまざまな障がい者スポーツの理解と興隆のエンジンになることが望まれています。
本稿では公益財団法人日本障がい者スポーツ協会の取り組みを中心に,日本の障がい者スポーツの現状と展望について考えてみます。
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