特集 地域を支える多職種協働
日本介護支援専門員協会の取り組み—地域を支えるケアマネジメント専門職を目指して
七種 秀樹
1
1一般社団法人日本介護支援専門員協会
pp.808-813
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200708
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日本介護支援専門員協会について
日本介護支援専門員協会(以下,当協会)は,平成17年11月3日に設立し,現在は一般社団法人として公正中立なケアマネジメントを確立し,介護支援専門員の資質および社会的地位の向上に努めることをもって,国民の健康と福祉の向上に寄与することを目的として設立された介護支援専門員の職能団体である。
近年の社会構造は,家族単位の縮小に伴う生活様式の個別化,人権意識を重視する社会の変革,ICTの発達に伴う多様な情報源の変化などが要因となって,国民の生活形態は個別化および多様化していると言える。これは要援護者も同様であり,その支援においてもパッケージ化されたサポートだけでは,多様化により困難な状況になっている。そういった状況の中で個々の利用者に寄り添い多角的な視点で,多様な生活課題の解決のために支援を行う介護支援専門員の役割は,これからも大変重要と考えている。
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