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特集 脊椎脊髄疾患に対する分類・評価法
第6章 脊柱変形
Cobb法と椎体回旋度
Cobb Method and Vertebra Rotation
白澤 栄樹
1
,
髙相 晶士
1
Eiki SHIRASAWA
1
,
Masashi TAKASO
1
1北里大学医学部整形外科学
1Department of Orthopaedic Surgery, Kitasato University School of Medicine
キーワード:
Cobb法
,
Cobb method
,
椎体回旋度
,
vertebra rotation
,
脊柱変形
,
spinal deformity
Keyword:
Cobb法
,
Cobb method
,
椎体回旋度
,
vertebra rotation
,
脊柱変形
,
spinal deformity
pp.438-443
発行日 2020年4月25日
Published Date 2020/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002201388
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はじめに
脊柱変形・側弯症といえば,以前は小児期の疾患が主体のように考えられていたが,高齢者人口の増加とともに成人期の変性側弯症なども日常診療では頻繁に遭遇する疾患となってきている.そして,小児期から高齢者までの脊柱変形を伴う疾患には,治療方針を決めるためにも単純X線などの画像検査が欠かせない.本稿では,脊柱冠状面の最も基本的な評価法であるCobb法と椎体回旋度について,単純X線での評価方法を中心に,近年の画像解析の急激な進歩に伴う評価法に関しても解説する.
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