Japanese
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特集 上位頸椎疾患に対するアプローチ—病態・診断・治療
上位頸椎後方進入法の留意点
Posterior Approach to the Upper Cervical Spine
根尾 昌志
1
Masashi NEO
1
1大阪医科大学整形外科学教室
1Department of Orthopedic Surgery, Osaka Medical School
キーワード:
上位頸椎
,
upper cervical spine
,
インストゥルメンテーション
,
instrumentation
,
椎骨動脈
,
vertebral artery
Keyword:
上位頸椎
,
upper cervical spine
,
インストゥルメンテーション
,
instrumentation
,
椎骨動脈
,
vertebral artery
pp.173-177
発行日 2019年3月25日
Published Date 2019/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002201068
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はじめに
インストゥルメンテーション手術に伴う椎骨動脈(vertebral artery:VA)損傷は重篤な結果を招くことがある.上位頸椎は,その形態が特殊で,個人差が大きく,変異が多いため,VA損傷に関しても中下位頸椎とは異なった注意が必要であるが,まずはその特殊な解剖の理解が必須である.重複する部分も多いが,次号(4月特大号「傍脊柱筋の機能解剖学,姿勢制御と手術アプローチ」)の拙著「頭蓋頸椎移行部後方の局所解剖とアプローチ」を併せ読んでいただけると幸いである7).
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