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特集 Surfer's myelopathyとその周辺
サーフィンに伴うsurfer's myelopathy以外の脊髄障害—“真のsurfer's myelopathy”とは
The“Surfer's Myelopathy”:Myelopathy Associated with Surfing Except Currently Known Surfer's Myelopathy
稲田 邦匡
1
Kunimasa INADA
1
1医療法人社団南洲会勝浦整形外科クリニック
1Katsuura Orthopaedic Clinic
キーワード:
サーフィン(surfing)
,
頸椎(cervical spine)
,
脊髄症(myelopathy)
Keyword:
サーフィン(surfing)
,
頸椎(cervical spine)
,
脊髄症(myelopathy)
pp.805-810
発行日 2016年8月25日
Published Date 2016/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002200444
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はじめに
「Surfer's myelopathy」とは,2004年に初めてハワイから報告されたサーフィン中に生じる原因不明の対麻痺である.しかし,それ以降現在までに報告された症例は,日本を含めて世界中で65例ほどに過ぎないきわめて希有な病態であり,その正体には謎が多い.われわれは,これまでの競技スポーツとしてのサーフィンに関する医科学研究の中で,サーファー特有の脊髄障害すなわち“真のsurfer's myelopathy”と呼ぶべき病態3)を経験してきたので,ここに紹介したい.
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