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特集 脊髄損傷と作業療法
脊髄損傷者に対する地域での支援
Community support for people with spinal cord injuries
川村 享平
1,2
,
長谷川 隆史
3
,
山中 武彦
4
Kyohei Kawamura
1,2
,
Takashi Hasegawa
3
,
Takehiko Yamanaka
4
1訪問看護ステーションRe:Life
2ヘルパーステーションRe:Life
3名古屋女子大学医療科学部
4日本福祉大学健康科学部
pp.586-590
発行日 2024年7月15日
Published Date 2024/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203826
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Key Questions
Q1:地域支援におけるリハビリテーションの重要性とは?
Q2:地域支援における体重管理とは?
Q3:地域生活に向けた環境整備とは?
はじめに
脊髄損傷者の地域生活の状況は,脊髄損傷の専門スタッフが医療機関や専門施設に多く所属している社会的背景もあり,その状況は明らかにされていない.
筆者らは2016年(平成28年)より名古屋市緑区で脊髄損傷に特化した訪問看護,ヘルパーステーションを開設し,8年で約30名の脊髄損傷者の地域支援を行ってきた1〜4).ここで得た経験の中で,脊髄損傷者の地域支援において理解しておきたい介入のポイントや視点を提供する.
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