連載 作業療法を深める・第71回
ピアサポートのDX化—バーチャル空間を活用して
北原 秀治
1
,
細田 満和子
2
,
葉山 靖明
3
Shuji Kitahara
1
,
Miwako Hosoda
2
,
Yasuaki Hayama
3
1東京女子医科大学
2星槎大学
3NPO法人学びあい
pp.1258-1263
発行日 2022年11月15日
Published Date 2022/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203192
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患者が病気と向き合う折,もしくは患者・医療者間でのコミュニケーションをとるうえで,ピアサポーターが果たす役割は大きいといわれる.しかしながら,身近にピアサポーターがいない,もしくは感染症対策により他者との接触を控えることにより,参加の機会を得られない状況も生まれているという.
今回は,その課題解決のために行われている研究「ピアサポートのDX化による,新しい当事者参画医療社会モデルの構築に向けたシナリオの創出」(国立研究開発法人科学技術振興機構の「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」)にかかわる方の中から,代表研究者の北原氏と,社会学の知見をもとに細田氏,患者の立場から葉山氏に,ピアサポートのDX化等についてご説明いただいた.(編集室)
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