シリーズ ポストコロナ社会を考える—変わるもの,変わらないもの
つくば市におけるシニア支援型オンラインサロンの取り組み
UDワーク
,
前田 亮一
1
,
木村 奈保美
2
,
大隅 千佳
2
,
小島 莉奈
2
Ryoichi Maeda
1
,
Naomi Kimura
2
,
Chika Osumi
2
,
Rina Kojima
2
1リハビリテーションクリエーターズ株式会社
2神立病院
pp.468-469
発行日 2021年5月15日
Published Date 2021/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202505
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「UDワーク」の紹介
UDワークは,OT,学生を中心に,地域住民,要介護当事者と協働し,社会参加や自己実現活動に取り組む実践団体であり,2014年(平成26年)よりつくば市を中心に活動を行っている.シニアの社会参加にあたり,ICT活用も勧め,スキルマッチサイト「イベントキャンバス」(https://eventcanvas. jp)の開発を行っていた.
しかし,突如として現れたコロナにより生活様式が一変することとなった.一番大きなリスクと感じたことは地域のつながりの分断による健康被害である.そこで2020年(令和2年)4月より,OT,作業療法学生を中心とした「SmartOT」チームを結成.シニア支援型オンラインサロンのトライアルを開始し,地域のつながりを保つことで,孤立するシニアの生活や健康をサポートすることを目指した.(前田亮一)
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