学会・研修会印象記
第1回日本リハビリテーション・カウンセリング研究会学術大会
下岡 隆之
1
1帝京平成大学
pp.292
発行日 2021年3月15日
Published Date 2021/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202448
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2020年(令和2年)11月3日,日本リハビリテーション・カウンセリング研究会の第1回となる学術大会が開催された.本研究会は2019年(令和元年)2月に発足した多職種向けの研究会である.研究会の方針は,①リハビリテーション分野において認知行動療法をはじめとした精神心理療法のエッセンスを取り入れクライエントの意思を引き出すこと,②認知行動療法(以下,CBT)の知識・技術を共有基盤とした多職種連携を円滑にすることとしている.
大会のテーマは「人間性と身体性—リハビリテーションは興味と共感を持つことから」であった.テーマからもわかるように,人を包括的に捉えるために,われわれが今後考えていく必要があることについて検討する大会であった.
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