昭和の暮らし・第39回
かいまき布団 首や肩をスッポリ 暖かい空気逃げず
市橋 芳則
1
1北名古屋市歴史民俗資料館
pp.300
発行日 2020年3月15日
Published Date 2020/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202044
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今年はいくぶん朝晩の冷え込みが穏やかである.毎年使う,オレンジ色のポリ容器の湯たんぽを持ち出したが,出番はあまりない.
しかし,明け方になると,どうしても首回りや肩が布団からはみ出し,底冷えを感じてしまう.分厚い敷布団に毛布と羽毛布団を重ねても,首回りから侵入してくる冷たい空気を遮ることは難しい.
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