Japanese
English
実践報告
多職種連携による認知症予防を目的とした健康教室の実践
Practice report of health class for dementia prevention by inter-professional collaboration
川又 寛徳
1
,
五百川 和明
1
,
三橋 佑平
1
,
北爪 しのぶ
1
,
三浦 里織
1
,
堀越 裕子
1
Hironori Kawamata
1
,
Kazuaki Iokawa
1
,
Yuhei Mitsuhashi
1
,
Shinobu Kitazume
1
,
Saori Miura
1
,
Yuko Horikoshi
1
1福島県立医科大学新医療系学部設置準備室
キーワード:
多職種連携
,
ヘルスリテラシー
,
地域生活支援
Keyword:
多職種連携
,
ヘルスリテラシー
,
地域生活支援
pp.295-299
発行日 2020年3月15日
Published Date 2020/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202043
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Abstract:認知症対策は喫緊の課題であり,国民の関心も高い.今回,福島県南相馬市の地域住民を対象に,OTや臨床検査技師らの多職種が専門的な視点を活かして協働し,認知症や自分にとって大事な作業に関する知識の獲得を主な目標とした健康教室を1回2時間,計4回実施した.取り組み実施前後のアンケート結果を分析した結果,参加者の認知症や作業に関する知識の向上だけでなく,学びそのものの楽しさの享受,認知症に関する不安の軽減に影響を与えることが示唆された.プログラム内容を吟味し,対象数を増やして認知機能や生活に与える長短期的な効果を明らかにすることが今後の課題である.
Copyright © 2020, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.