増刊号 スポーツがもつ可能性—作業療法への期待
第6章 アスリートとOT
【COLUMN⑧】競技者の声(パラサイクリング)
長瀬 亜衣
Ai Nagase
pp.908-909
発行日 2019年7月20日
Published Date 2019/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201812
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2009年(平成21年)5月12日,私は21歳で脳梗塞になった.当時の私は全身麻痺で,何もできなかった.
そして現在,31歳になった私は,左半身麻痺が残るなか,仕事と自転車競技をしながら懸命に生きている.いや,生かされているのかもしれない.図 1の私は1人で座ることもできなかったので,家族に支えられながら兄(マスクをしています)のお誕生日を病室で祝ったのだ.
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