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特集 テクノロジーを理解する
総論 テクノロジーの現状と今後
The current and future status of the information communication technology and the robot technology for the occupational therapy
東 祐二
1
Yuji Higashi
1
1国立障害者リハビリテーションセンター研究所
pp.504-507
発行日 2018年6月15日
Published Date 2018/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201303
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Key Questions
Q1:テクノロジーの現状とは?
Q2:テクノロジーの進化は作業療法にどのような影響を与えるか?
Q3:作業療法はテクノロジーを使いこなせるか?
はじめに
最近の技術の進歩には目を見張るものがあり,センサー,インターフェース,人工知能(AI),モノのインターネット化(IoT),情報通信技術(ICT),クラウド技術,これらを効果的に活用するロボット技術等が飛躍的に進化してきている.
一方,作業療法の臨床では,補装具の適応や支援機器の導入,自助具の製作とフィッティング,住環境の調整といった支援技術があり,これを適切に遂行するためにはテクノロジーの応用は必要条件となる.
ここでは,ロボット技術等の最新テクノロジーを用いた臨床での取り組みの現状や,それらの試みを通じて得られる生活支援,参加支援,介護支援,(訓練)業務支援等の可能性と展望を整理する.
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