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特集 アルコール依存症と作業療法
地域でアルコール依存症者を支える—当院精神科訪問看護ができる個別支援とは
Community life support for alcoholics:Individual supports by psychiatric home visiting
服部 律子
1
,
岡田 敏
2
Ritsuko Hattori
1
,
Satoshi Okada
2
1国保日高総合病院
2国保日高総合病院精神科訪問看護
pp.1182-1188
発行日 2017年11月15日
Published Date 2017/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201104
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Key Questions
Q1:OTはアルコール依存症の方へ地域で何ができるのか?
Q2:精神科訪問看護における個別支援とは?
Q3:精神科訪問看護で作業療法は何ができるのか?
はじめに
現在,日本のアルコール依存症者(生涯有病者)は2012年(平成24年)推計数で109万人といわれており1),年々増加している.それに伴い,地域で暮らすアルコール依存症者数も増加の一途をたどっている.地域で暮らすアルコール依存症者の中には,専門治療を中断し,飲酒をしながらも何とか生活をしている方も少なくない.国保日高総合病院(以下,当院)の精神科も,地域で暮らすアルコール依存症者に対し治療・支援を行っている.精神科訪問看護を通して,地域で暮らすアルコール依存症者への取り組みを紹介する.
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