Japanese
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プラクティカルノート
手指伸展拘縮に対する面ファスナーを用いた自主練習用スプリントの紹介
Introduction of the finger extension contracture splint for voluntary training using self-adhesive hook and loop fastener
沖崎 孝裕
1
Takahiro Okizaki
1
1市立輪島病院
キーワード:
手指伸展拘縮
,
スプリント
,
自主練習
Keyword:
手指伸展拘縮
,
スプリント
,
自主練習
pp.168-169
発行日 2015年2月15日
Published Date 2015/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200140
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はじめに
指骨骨折や腱損傷等により手指伸展拘縮を呈した症例で,施療直後の関節可動域(以下,ROM)は改善しても,効果が持続しない例や,屈曲時痛のために積極的な自主練習を行えない例がある.
今回,手指伸展拘縮に対する自主練習用スプリント(以下,スプリント)を考案し使用した結果,自動ROMや屈曲時痛,握力といった症状の改善に至った中節骨骨折の症例を経験した.本スプリントは作製,段階づけともに容易なことから適応疾患が多いと考え,実際の症例提示に若干の考察を加えて以下に紹介する.
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