発行日 2014年10月15日
Published Date 2014/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200028
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いささか古い話で恐縮だが,私が初めて国際会議の場に出かけたのは1965年(昭和40年),第3回汎太平洋リハビリテーション会議が東京で開催されたときのことである.そのときはまだ国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院・作業療法学部2年生であった.その機会は,初代学院長の故・砂原茂一先生とTali Conine学部長の,“学生の間に国際会議を見ておくことは大切”との判断によって得られたものであった.当時は何も考えず,ただ休講になることが嬉しかったと記憶しているが,会場で思わぬ失敗をした.マナー違反である.しかも,そんなつもりはまったくなかった(!)のに…….
さて,本書を手にして3つのことを感じた.まず装丁の親しみやすさ,内容のわかりやすさ,そしてその実学性の高さ,である.
本書は,Part 1のⅠ〜Ⅲ章とPart 2のⅠ〜Ⅳ章,そして付録1,2で構成されている.
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