WFOT大会2014レポート
研究と臨床を結びつける—発達障害領域を中心に
池田 千紗
1,2,3
1北海道教育大学札幌校
2札幌医科大学大学院
3一視同仁会 札樽・すがた医院
pp.1140
発行日 2014年10月15日
Published Date 2014/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200021
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2014年6月18〜21日まで神奈川県横浜市で開催された,第16回世界作業療法士連盟大会(the 16th International Congress of the World Federation of Occupational Therapists)に参加し,「書字の読みやすさの定量的評価方法の開発」についての研究成果を発表してきました.
私がOTになった2010年,WFOT大会2010がチリで開催されました.そのころの私は,修士課程で研究を始めたばかりで,“いつか国際学会で発表したい”と漠然と考えていました.そしてOT 5年目の2014年,WFOT大会2014が日本で開催されるという,またとない機会が巡ってきました.博士課程に進み継続してきた研究成果を国際学会で発表できると一念発起し,エントリーを決めました.苦手な英語で抄録を書き,ポスター発表が決まってからは英語でのポスター作成,発表の原稿作成,英会話教室へ入会等,準備は大変でしたが,憧れていた初めての国際学会ということもあり,意欲をもって取り組むことができました.
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