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特集 スポーツと作業療法
―障害領域別にみる障害のある方のスポーツ②―肢体不自由領域のスポーツと作業療法―競技スポーツの支援
Sports and occupational therapy for physically disabled:In support of competitive sports
本山 幸子
1,2
Yukiko Motoyama
1,2
1医療法人社団紀洋会岡本病院
2一般社団法人日本身体障がい者水泳連盟
pp.1017-1022
発行日 2014年9月15日
Published Date 2014/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100643
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Key Questions
Q1:競技スポーツの仕組みは?
Q2:障がい者スポーツを楽しむ人を増やすためには?
Q3:障がい者スポーツを支えるOTに求められることとは?
はじめに
2020年オリンピック・パラリンピック東京大会の開催が決まった.1964年(昭和39年)の東京パラリンピックの次の年に理学療法士及び作業療法士法が制定されている.筆者はOT資格取得以来,一般社団法人日本身体障がい者水泳連盟に所属し,障がい者水泳にかかわっている.最近,障がい者スポーツがメディアで取り上げられるたびに障がい者がスポーツを楽しむことを世間が認めたとうれしく思う.ここにリハの一つのシェーマが完成したように感じている.OTがスポーツという活動をもっと取り入れることでこのシェーマが多彩な光を放つようになると思っている.
皆さんにその光を添えていただくために,障がい者の競技スポーツについて水泳競技を中心に紹介する.
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