Japanese
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実践報告
作業療法教育における学部・大学院5年一貫教育プログラムの利点と課題
Advantages and problems associated with a 5-year combined B. A. and M. A. program for occupational therapy education
京極 真
1
,
寺岡 睦
1,2
,
小林 隆司
1,3
,
河村 顕治
1
Makoto Kyougoku
1
,
Mutsumi Teraoka
1,2
,
Ryuji Kobayashi
1,3
,
Kenji Kawamura
1
1吉備国際大学大学院
2大杉病院
3首都大学東京
キーワード:
作業療法教育
,
学部・大学院5年一貫教育プログラム
,
研究者早期養成
Keyword:
作業療法教育
,
学部・大学院5年一貫教育プログラム
,
研究者早期養成
pp.521-524
発行日 2014年6月15日
Published Date 2014/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100523
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Abstract:本論では,作業療法教育における学部・大学院5年一貫教育プログラムの概要を紹介し,実践報告を通してその利点と課題を明らかにした.今回,わが国の作業療法業界で初めて学部・大学院5年一貫教育プログラムに選抜された学生に対し,大学院教育を行った.その結果,意義として,①作業療法学の発展に貢献し得る人材を早期に育成しやすい,②作業療法養成課程におけるキャリアプランを豊かにし,学生のモチベーションの向上に資する,の2点があると論じた.他方,課題として,①教育体制の充実と工夫が必要である,および②大学院教育期間の短縮により受ける制約の検証が必要である,の2点があると論じた.
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