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特集 OTのスタッフ育成
山梨県作業療法士会「地域リハビリテーション委員会」における人材育成の取り組み
Efforts of human resource development in Yamanashi Prefecture Occupational Therapists Association「Community Rehabilitation Committee」
磯野 弘司
1
Koji Isono
1
1春日居サイバーナイフ・リハビリ病院
pp.37-40
発行日 2014年1月15日
Published Date 2014/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100380
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Key Questions
Q1:山梨県作業療法士会における人材育成とは?
Q2:憧れた先輩の背中に,自分たちは近づけているか?
Q3:「よっちゃばれ」の精神とは?
はじめに
一般社団法人山梨県作業療法士会(以下,県士会)には,特設委員会として「地域リハビリテーション委員会(以下,地リハ)」が組織されており,1990年(平成2年)に発足後,20年以上にわたって活動を継続している.基本方針は,
・共益のみによらない公益性の確保
・時代の必要性に敏感に反応できる委員会
・成果主義によらない,やりたいこと,知りたいことの実践
・新規事業に関して積極的な参画
である.しかし15年前の私は,よく実態がつかめず,「この委員会は何をするのですか?」と恐れ知らずの質問をぶつけていた.すると初代委員長に「一緒にやればわかるよ」と簡単に説明され,一緒になって活動を続けたら,いつの間にか二代目委員長になっていたのである.現在は担当理事となり,都合15年間地リハの活動に関わることができた.今回,人材育成をテーマに先輩方の活動の歴史や現在の若いメンバーたちの活動を振り返る機会をいただくことができたので,その紹介を通じて県士会活動における人材育成について,若干の私見を交えて述べさせていただきたい.
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