特集 OTの臨床実践に役立つ理論と技術―概念から各種応用まで
第7章:さまざまな疾患に適用となるもの
3.音と音楽の活用
三宅 聖子
1
1渋谷区障害者福祉センター はぁとぴあ原宿
pp.815-820
発行日 2013年6月20日
Published Date 2013/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100200
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音と音楽の活用
1.人と音・音楽
人にとって音や音楽は,生命の誕生から始まった表現活動として存在し,生活の営みの中で,日々の労働や疾病や障害の苦しみを和らげ,厳しい自然の中で生き抜くための神への祈りを助け,言葉に表しきれないさまざまな思いを表し,伝え,喜びを生み出してきた.
世界中の民族が,言葉と同じように固有の音楽をもっており,その音楽は,それぞれの時代や地域において生活様式を反映して存在している.
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