特集 OTの臨床実践に役立つ理論と技術―概念から各種応用まで
第2章:中枢神経系に関するもの
4.反復性経頭蓋磁気刺激
角田 亘
1
,
安保 雅博
1
1東京慈恵会医科大学
pp.645-652
発行日 2013年6月20日
Published Date 2013/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100170
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はじめに
経頭蓋磁気刺激(transcranial magnetic stimulation:TMS)は,連続刺激であるrepetitive TMS(反復性TMS.以下rTMS)として適用された場合,大脳皮質の局所興奮性に影響を与える.近年では,脳卒中後遺症等に対する治療手段として,その適用が広まっているが,本稿ではrTMSについての基本的な事項とその臨床応用の現状について記す.
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