Japanese
English
症例報告
片麻痺患者における家事動作能力の向上へ向けた取り組み―背面式対立装具を用いた経験を通して
Applying of experiment our devised orthosis in a hemipiegic patient to improve an ability of domestic work
青野 翔
1
,
坂井 沙織
1
,
富安 夏子
1
,
紫藤 泰二
1
,
吉原 正博
1
,
武川 智
2
Kakeru AONO
1
,
Saori SAKAI
1
,
Natsuko TOMIYASU
1
,
Taiji SHIDO
1
,
Masahiro YOSHIHARA
1
,
Satoshi TAKEKAWA
2
1佐賀リハビリテーション病院
2佐賀有薗義肢製作所
キーワード:
脳血管障害
,
背面式対立装具
,
家事動作
Keyword:
脳血管障害
,
背面式対立装具
,
家事動作
pp.475-479
発行日 2013年5月15日
Published Date 2013/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100128
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Abstract:脳卒中片麻痺患者で,Br-stage上肢,手指Ⅴレベルの症例に対し,握力,ピンチ力向上を目的に対立装具を作製した.本装具は全指を用いた把持動作ができるように支持面を背面におき,手掌面での手指運動制限を少なくしたものである.装具装着により,調理等の家事動作の獲得,車の運転や編み物等を行うことが可能となった.また装具装着によりさらなる手指機能の拡大も図れたので報告する.
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