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編集後記
東原 英二
pp.294
発行日 2000年6月15日
Published Date 2000/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.4426900143
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腹腔鏡下手術の適応は,手術が導入された頃よりもずいぶんと拡大されてきた.今回特集された手術既往のある患者の腹腔鏡下手術もそうであるが,悪性腫瘍や大きな腫瘍,副腎の褐色細胞腫などもいまでは適応にされている.これは,技術と器具の進歩によるものと考えられる.
本年,ゴールデン・ウィークと重なって,米国アトランタで開かれたアメリカ泌尿器科学会に参加して感じたことを記したい.直接見聞きする領域は,関係している泌尿器科領域であるが,泌尿器科領域での学問の進歩や泌尿器科医の考え方や動きを通じて,あるいは学会の運営などを通して感じたアメリカの特質について考えてみたい.
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