特集2 ERスタンダード 心不全—「っぽい」の核心をとらえて,しっかり対応する!
【Part 2】「心不全」としてやってみよう
2.循環生理:臨床医にとってホントに大事な視点とは?—スラスラわかる心不全の病態との関係,心不全分類の本質
米村 拓
1
,
中村 謙介
2
Taku YONEMURA
1
,
Kensuke NAKAMURA
2
1日立総合病院 救急集中治療科
2横浜市立大学附属病院 集中治療部
pp.254-265
発行日 2023年9月25日
Published Date 2023/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3105200080
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一口に心不全といっても患者ごとにその表現型はさまざまであり,心不全の管理のためにはその病態を把握し評価することが不可欠です。病態把握のために臨床から得られるパラメーターをどのように活用するかには,循環生理学の知識が必要となってきます。本稿では循環生理と心不全の病態との関係,心不全の分類について解説します。
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