特集 臨床に役立つ解剖・生理学
循環
心不全の生理学
清水 宏康
1
1東京ベイ浦安市川医療センター救急集中治療科
pp.286-289
発行日 2020年2月10日
Published Date 2020/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226715
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Point
◎左室駆出率(LVEF)が低下した心不全(HFrEF)ではβ遮断薬やレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAAS)抑制薬が有効なのに対し,LVEFが保持された心不全(HFpEF)ではその効果が限定的なのはなぜか?
◎HFpEFにおいて電撃性肺水腫を生じやすいのはなぜか?
◎β遮断薬,RAAS抑制薬,利尿薬,ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド(hANP)が心不全の治療に用いられるのはなぜか?
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