別冊秋号 周術期管理
PART5 周術期チーム医療のこれから
45 Perioperative Surgical Home—米国を参考にできるか?
酒井 哲郎
1
1Department of Anesthesiology and Perioperative Medicine, University of Pittsburgh School of Medicine
pp.291-297
発行日 2020年9月15日
Published Date 2020/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3104200186
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近年,米国ではperioperative surgical home(PSH)と称する周術期包括医療システムが麻酔科医の主導により多くの施設で実施されてきている1)。
本稿では,PSHの定義,内容,実際の運用の様子,歴史的背景,さらにPSHを全米に広めるための取り組みの様子をまとめる。欧州で発祥したenhanced recovery after surgery(ERAS®)とPSHの関連に関しても触れる。
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