看護教育新カリキュラムを追って・5 いよいよ新カリへ
看護職員の養成に関するカリキュラム等改善検討会中間報告書全文
参考
pp.353-354
発行日 1996年5月25日
Published Date 1996/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901369
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I検討の過程における議論
1看護婦課程カリキュラム
○「在宅看護論」については、名称を「地域看護学」にするという意見があったが、看護婦課程では地域で療養する人々とその家族を理解し、在宅での看護の基礎を学ぶことが目的であることから「在宅看護論」という教育内容で表示することになった。
○「成人看護学」については、講義、実習ともに、単位数を増加すべきという意見と成人期の特徴に基づく看護を学ぶ内容であれば、他の看護学と同様の単位数でよいという意見があったが、成人を対象とする看護の展開の中で、対象の違いのみでなく、症状や状態への看護方法を学習することとして他の領域よりも単位数を多くした。
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