別冊秋号 周術期管理
PART1 術前の準備
3 理学療法士の役割
牧迫 飛雄馬
1
,
富岡 一俊
2,3
1鹿児島大学医学部 保健学科理学療法学専攻基礎理学療法学専攻
2垂水市立医療センター垂水中央病院
3鹿児島大学大学院 保健学研究科
pp.17-20
発行日 2020年9月15日
Published Date 2020/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3104200144
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術前にフレイルやサルコペニアを有することは,術後の入院期間を延長させるだけでなく,術後の死亡や合併症のリスクを増大させる。理学療法士には,術前評価によってフレイルおよびサルコペニアの状態を把握し,術前からの介入によって心身機能改善の予備力を高め,術後の早期改善や合併症リスクの軽減に寄与することが期待される。
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