別冊春号 2019のシェヘラザードたち
第8夜 好きこそものの上手なれ
川越 いづみ
1
1順天堂大学医学部 麻酔科学・ペインクリニック講座
pp.47-52
発行日 2019年4月19日
Published Date 2019/4/19
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3104200058
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麻酔科医になって20年。現在,私は呼吸器外科の麻酔を日常業務としている。年間約700件の順天堂医院・呼吸器外科症例のほぼすべてに携わっている。
これまでシングルルーメンチューブ(SLT)を挿管した数よりダブルルーメンチューブ(DLT)を挿管した数のほうが圧倒的に多いような気がする。最近ではSLTを挿管するほうが気管支鏡で確かめない分,緊張する始末である。
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