特集 コマネジメント
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    Part 1 コマネジメントの“幹”
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    1.コマネジメントとは何か?—患者のケアを劇的に変える仕組み
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                山田 悠史
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Yuji YAMADA
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1Brookdale Department of Geriatrics and Palliative Medicine, Icahn School of Medicine at Mount Sinai
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.3-8
                
                
                
                  発行日 2023年9月1日
                  Published Date 2023/9/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103901093
                
                - 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
88歳の女性。2型糖尿病でインスリン使用中,心筋梗塞でステント留置後。そのほかに高血圧,軽度認知障害の既往がある。自宅でトイレ歩行中に転倒,その後から右股関節痛が出現し,搬入された。来院時,血糖値は350mg/dL,クレアチニン値は1.8mg/dLと上昇していた。X線で右大腿骨頸部骨折が認められ,入院の方針となった…
さてこの症例,あなたの医療機関では整形外科に入院となるだろうか。その場合は,整形外科で血糖管理も行われるだろうか。あるいは内分泌内科(糖尿病内科)にコンサルテーションとなるだろうか。いや,そもそも整形外科ではなく,内科または内分泌内科に入院となり,整形外科にコンサルテーションとなるだろうか。
そして,こうした判断は,症例ごとに相談のうえで行われるだろうか。あるいは,医療機関として何らかの基準が設けられていて,その後の動きもプロトコル化されているだろうか。

Copyright © 2023, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.


