特集 ホスピタリストに必要な手技
胸腹腔穿刺・ドレナージ
14.②腹腔ドレナージ(治療)—エコーガイド下で行い,アルブミンで予後の悪化を予防する
山田 篤史
1
,
佐々木 陽典
1
Atsushi YAMADA
1
,
Yosuke SASAKI
1
1東邦大学医療センター大森病院 総合診療・急病センター(内科)
pp.519-523
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900810
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腹腔ドレナージは,比較的難易度が低く日常的に行われている手技であるが,その方法に関しては施設間で偏りがある。本稿では,腹腔ドレナージの適応,手技,方法に関してエビデンスに基づいて述べ,腹腔ドレナージの重大な合併症である腹水穿刺後循環不全と,その予防策であるアルブミン投与に関してまとめる。
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