特集 ホスピタリストに必要な手技
胸腹腔穿刺・ドレナージ
13.①胸腔穿刺(診断)—漏出性と滲出性を区別し,鑑別を想起して検査項目を選択する
樋口 直史
1
,
八重樫 牧人
1
Naofumi HIGUCHI
1
,
Makito YAEGASHI
1
1亀田総合病院 総合内科
pp.487-498
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900807
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診療を行っていると,量の違いはあれど胸水が貯留している患者に遭遇することはまれではない。本稿では,胸水貯留の患者に対する胸腔穿刺の適応および処置の方法,注意すべき病態・合併症への対応について概説する。また,吸引した胸水検体の提出や分析を,病歴やそのほかの所見に基づき適切に行えるように言及する。
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