特集 ホスピタリストに必要な手技
ライン確保
12.動脈穿刺と動脈ライン確保—重症患者,周術期患者の管理における必須の手技
平瀬 優三
1,2
,
井澤 純一
2
Yuzo HIRASE
1,2
,
Junichi IZAWA
2
1国立循環器病研究センター 心臓血管内科
2沖縄県立八重山病院 内科
pp.477-486
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900806
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日本では,急性期病院であっても,集中治療医が不在の病院がまだまだ多いものと思われる。動脈穿刺は集中治療にかかわる可能性のあるすべての医師にとって必須の手技と考えられる。日本版ホスピタリストには集中治療医的な役割も求められる可能性があり,重症患者をICUに入室させたのち,動脈ライン確保が必要となる場面に遭遇することもあるかもしれない。本稿では,動脈穿刺,動脈ライン確保時に必要とされる手技を中心にまとめる。
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