特集 外来マネジメント
【各論】
11.腰痛症—薬と画像でごまかさず,頻度を考えた適切なアプローチをしよう
鵜木 友都
1
Yuto UNOKI
1
1飯塚病院 総合診療科
pp.137-148
発行日 2019年3月1日
Published Date 2019/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900652
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腰痛を訴える患者は非常に多い。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)乱用の原因となっているわりに,重要な運動を指導していなかったり,MRIをすぐに撮り,症状とは関連がない椎間板ヘルニアと診断している症例も多いと思われる。ほとんどの腰痛はそれで何となくうまくいっているようにみえてしまうのだが,果たして本当にそれでよいのだろうか?
本稿では,薬や画像でごまかさず,頻度をふまえた適切なアプローチができるように,腰痛症について解説する。
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