特集 心不全
Part 2:ERで出会う心不全
【コラム③】心房細動を伴う慢性心不全—アブレーションは予後を改善するか?
里見 和浩
1
Kazuhiro SATOMI
1
1東京医科大学病院 不整脈センター
pp.878-882
発行日 2018年12月1日
Published Date 2018/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900614
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心房細動は,心不全の進行とともに出現し,心不全発症のトリガーとなり得る。心不全患者において,心房細動の合併は予後規定因子の1つであり,両者の発生は関連し合い,それぞれが病態を増悪する。今後,ますます増加するであろう心不全患者の予後改善のために,心房細動にいかに対応するかは喫緊の課題となる。
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