特集 腎疾患2
【輸液・電解質・酸塩基平衡】
【ミニコラム⑤】Boston法とStewart法—各法の利点,欠点も知ったうえで簡易Stewart法を使いこなす
瀧 康洋
1
,
今井 直彦
1
Yasuhiro TAKI
1
,
Naohiko IMAI
1
1川崎市立多摩病院 腎臓・高血圧内科
pp.258-261
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900528
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酸塩基平衡異常の評価方法は,大きく分けてBoston法,Copenhagen法,Stewart法の3つがある。それぞれに利点と欠点があるが,Boston法は計算式も簡便で,ベッドサイドで活用しやすいことから広く使用されている。これに対してStewart法は,計算が難解で,ベッドサイドでの評価には向いていなかったが,近年簡易的な方法も提唱されている。本稿では両方法を比較しながら概説し,簡易Stewart法について実際の使い方も含め紹介する。
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