特集 感染症
【コラム】Gram染色の意義と教育的効果—正しく利用することで感染症診療の幅を広げる
田中 孝正
1
,
藤本 卓司
1
Takamasa TANAKA
1
,
Takushi FUJIMOTO
1
1市立堺病院 総合内科
pp.259-261
発行日 2013年12月1日
Published Date 2013/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900434
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Gram染色は数分で簡便に行うことができ,感染症診療において非常に重要な役割を果たす。しかしながら,多くの施設では医師自らGram染色を行うことはなく,細菌検査室あるいは外部委託の検査会社からの培養結果のみを参考として,診療が行われている。実際にGram染色を行うことにどのような意義があり,どのような教育的効果を生むのか,本コラムではここに焦点を当てる。
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