特集 感染症診療における迅速検査を知る
感染症診療に用いられる検査技術とその原理 Gram染色と培養検査
上原 由紀
1
1藤田医科大学 医学部感染症科
キーワード:
喀痰
,
感染
,
顕微鏡検査法
,
微生物薬物感受性試験
,
細菌培養
,
Gram染色
,
塗抹標本
Keyword:
Sputum
,
Microbial Sensitivity Tests
,
Microscopy
,
Infections
pp.1421-1424
発行日 2022年11月1日
Published Date 2022/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2023012725
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▼Gram染色と培養検査は現在も微生物検査の中心的役割を担っている.▼Gram染色は迅速で得られる情報が多いが,感度に劣る.▼培養検査は原因微生物の同定と薬剤感受性情報が得られるが,特異性に劣る.▼Gram染色から同定感受性試験結果が出るまでの途中経過も診療に役立てる.
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