特集 腎疾患
【慢性腎臓病(CKD)】
【コラム】透析患者の周術期リスク管理—最新のエビデンス
津久田 純平
1
,
平岡 栄治
2
Jumpei TSUKUDA
1
,
Eiji HIRAOKA
2
1東京ベイ・浦安市川医療センター 集中治療科
2東京ベイ・浦安市川医療センター 総合内科
pp.220-221
発行日 2014年3月1日
Published Date 2014/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900410
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慢性腎臓病(CKD)の有病率は,世界的にみて年々増加している。米国を例に挙げると,新たに末期腎不全(ESKD)に至る例は,20年前に比べて100万人当たり約200人(1990年)から348人/年(2010年)と,実に1.5倍以上に増加している1, 2)。しかし,長期透析患者の周術期リスクについてはあまりよくわかっていない。本稿では透析患者における周術期リスクについて,最近の文献を紹介する。
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