特集 腎疾患
【慢性腎臓病(CKD)】
【コラム】透析患者が入院してきたら—救急・周術期管理のポイント
山口 通雅
1
Yukinari YAMAGUCHI
1
1洛和会音羽病院 腎臓内科
pp.215-219
発行日 2014年3月1日
Published Date 2014/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900409
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日本透析医学会の統計調査によると,日本の慢性透析患者数は2012年末には309946人となり1),毎年増加している。さらに,日本の透析患者の生存率は世界一であり2),今後ホスピタリストが,さまざまな疾患を合併する透析患者を診療する機会も増加することが予想される。本稿では,透析患者が外科手術を受ける目的で入院し,腎臓専門医でないホスピタリストが周術期管理を担当することになった場合を想定し,透析患者を管理するうえでの重要なポイントについて考えてみたい。
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