特集 膠原病
【症状に対する診断的アプローチ】
1.発熱—有用な所見がない場合は鑑別疾患を先に想定してから症例に立ち戻る
六反田 諒
1
Ryo ROKUTANDA
1
1聖路加国際病院 Immuno-Rheumatology Center
pp.303-309
発行日 2014年6月1日
Published Date 2014/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900353
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内科外来で最も多い主訴の1つが「発熱」である。外来・入院を問わず,臨床の場では発熱を目にしない日はない,というほどに我々は日々発熱と戦っている。なかでも膠原病が絡むものには苦手意識があるという方は多いのではないだろうか。本稿では発熱の診療のなかで他疾患を除外して膠原病へ診断を絞っていく考え方と,知っておくべき疾患について解説する。
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