連載 知らなきゃ損!Hospitalistへの新薬講座・第7回
外用爪白癬治療薬:新規トリアゾール系化合物 エフィナコナゾール
佐藤 暁幸
1
,
八重樫 牧人
1
1亀田総合病院 総合内科
pp.1014-1017
発行日 2015年12月1日
Published Date 2015/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900204
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毎年数多くの新薬が認可されている。例えば,日本で新規適応追加含め2012年度は134品目,2013年度は138品目,2014年度は119品目が認可されており,そのなかには,今までの治療を変える革命的な薬から,代替薬がすでに存在するものもある。守備範囲が広いホスピタリストにとって新規薬剤をすべて把握するのは困難である。そこで,皆さんに治療の選択肢を増やしていただきたいと,“ホスピタリストに是非知っておいてほしい!”,治療戦略を変える,ここ2〜3年で承認された新薬を毎回1,2個取り上げ,バイアスがかかった情報ではなく,関連するエビデンスを吟味した情報を提供する。第7回では,2014年に日本初の外用爪白癬治療薬として販売開始となった新規トリアゾール系化合物,エフィナコナゾールについて述べる。
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