特集 腫瘍
【コラム】骨髄検査はいつ行うか—必要性をまず慎重に吟味し,施行にあたっては追加検査の可能性も考慮
佐々木 裕哉
1,2
Yuya SASAKI
1,2
1久留米大学医学部 病理学講座
2竹田医師会病院 内科
pp.442-445
発行日 2016年9月1日
Published Date 2016/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900088
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
骨髄の検査(骨髄穿刺,骨髄生検)は,血液疾患の診断のほか,固形腫瘍の骨髄浸潤の評価,結核などの感染症の評価,代謝性蓄積症の診断などで必要となる。本稿ではこれらのうち,主に固形腫瘍の診療の過程で必要になる骨髄検査にフォーカスを絞る*1。
Copyright © 2016, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.